レジンの作品を制作するための形

レジン

レジンの作品を制作する際、まずイメージすることは作品の形ではないでしょうか?

形を作るものには色々な道具やパーツがあり、使うものを変えることで作品のバリエーションも広がります。

100円ショップにもレジン作品の形を作るものが置かれていてその種類もだんだん増えてきました。

レジン作品の形を作るためのものとは

レジン作品の制作に必ずしも型がなければならないということはありません。

クリアホルダーの上に好きな形を作り固めることも出来ます。

ただ、初心者さんのうちはレジン液がどのくらいの粘度でその形にするためにどのくらいの量を使えばいいかが分からず不安ですよね。

慣れるまでは形を作るものを使ってみるとレジン液の扱いにも慣れてくると思います。

まずはこれから紹介する形を作るためのもので試してみて下さい。

形を作るためのものの種類

  • ミール皿
  • シリコン型モールド
  • フレーム
  • ワイヤー

これらのものを使うと初心者さんでも作る形が前もって決まっているので練習しやすいと思います。

形を作るものにはどんなものがあり、それぞれどんな手段で作業をするのかはご自身で選んだものによって異なるので形を作るためのそれぞれの特徴と作業工程のポイントを押さえておきましょう。

ミール皿

ミール皿には金属の背面があります。
そのままレジン液を流しいれると背面の金属が丸見えになってしまいます。
まず背面にしたいものを用意する必要があります。
例としては、デザインペーパーや布の生地、写真、マスキングテープなどがあります。
背面にしたいものによっては他の封入物を使わずにそれだけで素敵な作品にもなります。

ミール皿を使う時のアドバイス

ミール皿には背景が必要になりますが、背景に紙や布を使う場合、そのままレジン液を流し込んでしまうとレジン液が紙に染み込んでしまい暗い色になってしまいます。
そのため背景に何を使うかによっては背景として使うための前もってやっておくべき手順があります。

  • 背景に紙や布を使う時はあらかじめミール皿に合わせてカットしたものをカバーしておく必要があります。セロハンテープでカバーする方法もありますが、他にどんなものがあるかいくつかご紹介しておきますね。
    • コーティング剤
    • ヘアスプレー
    • 防水スプレー
    • 木工用ボンドに水を加えて少しとろみのついた状態にしたもの
    • デコパージェ液

紙や布はミール皿の大きさに合わせてハサミで切ったのち、上記のものでカバーし、完全に乾かしてからミール皿にセットするようにしましょう。
このように背景を考え、それを使うための手間はかかりますがその後の手間はなく作品を作成することができます。

ミール皿の背景に意外に役立つもの

ミール皿の背景にマニキュアを使うことも出来ます。

レジン液にマニキュアは混ぜることは出来ませんが、透明顔料では表現の難しい色や深みのある色がマニキュアを使うことで簡単に作れます。
マニキュアを塗ったのちは十分に乾かしてレジン液を入れるようにしましょう。

ミール皿でレジン作品を作る時の揃える道具やパーツ、実際の作り方についても分かりやすく説明していますので参考にしてみて下さいね!
ミール皿で作るレジン作品 ➡

フレーム

フレームには枠があり、その中にレジン液を流し込んで硬化させるものです。
お気付きの通りフレームには底がありません。
フレームを使うときの手段には底を作るための準備が必要になります。
フレームが動かないように固定しておかないと流し込んだレジン液が枠の外に漏れてしまいます。
そのためフレームを貼り付けることが出来るようにします。
このとき活躍してくれるものがマスキングテープです。

フレームを使う時のアドバイス

フレームを使う場合、フレームを動かないように固定し底を作る必要があります。
フレーム枠を固定する台を作る際、マスキングテープの台を作る必要があります。

粘着面を上にして両脇を止めます。

この際使うマスキングテープは幅があり、白色のもの、もしくは色も柄も薄いものが良いでしょう。
幅のあるものがおすすめな理由は、幅がフレームより小さいとマスキングテープのつぎはぎをしなくてはならなくなり、そのつぎはぎした部分が底にした面に跡を残してしまいます。
また、つぎはぎした部分からレジン液が漏れてしまうこともあるからです。
白色のものがおすすめな理由は、配置したパーツの実際の見え具合や、着色した際の色の確認がしやすいからです。

フレームの固定に意外に役立つもの

クリアホルダーにマスキングテープの粘着面を上にして土台を作る方法の他にも代用できるものがあります。シリコンマットはクリアホルダーの代わりやフレームのように底のないものの土台になります。
クリアホルダー同様に硬化してしまったレジン液も簡単にはがせて何かと便利です。
ただ、固定するにはあまり期待は出来ません。

マスキングテープの土台の代わりに耐震マットを使うこともおすすめです。
しっかりと固定できるのでフレームが動くことなく作業を進められます。

どちらも100円ショップにありますので活用しても良いかもしれません。

フレームでレジン作品を作る時の揃える道具やパーツ、実際の作り方についても分かりやすく説明していますので参考にしてみて下さいね!
フレームで作るレジン作品 ➡

モールド

モールドとはシリコン製の型のことで英語で型をmoldということからそう呼ばれています。
決まった形状の型にレジン液を流し込むことで形を作ります。
100円ショップに行くとたくさんのモールドが置いてあります。
その型に応じて色々な形を作ることが出来るのでとても楽しめます。
初めは大きめの形のモールドを選ぶことをおすすめします。
作る形が初めから決まっていて出来上がりの感じもつかめるので、初心者さんには向いているかもしれませんね。
レジン用でなくてもシリコン製のお弁当のおかず用カップやチョコレート用の型など幅広いものでも代用できますので色々な形を作ってみて下さい。

モールドを使う時のアドバイス

モールドは底の面が作品の表面になります。
モールドはシリコンで出来ているためちりやほこりなどが付きやすいです。
作業前にマスキングテープなどでモールドの異物を取り除くようにしましょう。

マスキングテープでペタペタと異物を取ります


作業工程で封入物を配置する際は表面から見た感じをその都度確認しながら行うことが必要です。
モールドの裏から透けて見えるので封入したら確認しましょう。

裏から透けて見えています

いっぺんにレジン液を入れすぎて硬化してしまったり色のついたシリコンカップを代用すると、硬化した後の表面がべたついたりする硬化不良を起こします。
なるべく少しずつレジン液を入れて硬化する作業を頻繁に行ったり、透明なシリコンカップを代用するようにしましょう。

UVレジン液は硬化する際に若干収縮してしまうことがあるので、モールドから外した際に作品の中央が凹んでいる場合があるかもしれません。
そんな時は外した作品に再度レジン液を流し硬化させてください。

マスキングテープの台にしかっり固定させます。

モールドでの制作はレジン液を流すまではとても簡単ですがモールドから外した後の処理が大変かもしれません。
なるべく後処理に手間がかからないようにモールドにレジン液を入れる際は端にレジン液を付けないように気を付けましょう。

モールドで出来上がった作品の仕上がりが良くなる意外に役立つもの

モールドから溢れたレジン液などがあった場合、作品をモールドから外すとバリが出来ていることがあります。(バリとはモールドからレジン液が溢れてしまったものなどが硬化した際に固まって出来てしまったものを言います。)
なるべくバリが出来ないようにモールドについてしまったレジン液は麺棒で拭き取ったり、レジン液用クリーナーを染み込ませたティッシュなどで拭き取り硬化前に処理しましょう。

レジンクリーナーと麺棒

気を付けていても出来てしまったバリの処理はやすりやネイルバッファーなどで削って取ります。
どちらも100円ショップにあるもので大丈夫です。
ネイルバッファーでは時間がかかるほどでしたら工具のやすりを使います。
繊細な部分のバリ取りには作品の一部などが削られないよう注意しましょう。

ネイル用のやすりと工具のやすり

バリ取りの作業はハードレジン液の時は特に固く硬化されるため厄介で時間もかかります。
硬化の作業前になるべくバリが出来ないように気を付けましょう。

やすりをかけた後はバリを削った白い粉が作品に付いてしまいます。
粉をはらうために役立つのがメイク用のブラシやレジン用クロスです。
どちらも100円ショップにあるもので大丈夫です。

メイクブラシとクロス

モールドでレジン作品を作る時の揃える道具やパーツ、実際の作り方についても分かりやすく説明していますので参考にしてみて下さいね!
モールドで作るレジン作品 ➡

 ワイヤー

レジンの作品を作ろうとした時に思い浮かぶものは100円ショップや手芸店などにある型だと思いますがもっと身近にあり低下なワイヤーを使っても好きな形を作ってフレームにして使うことが出ます。
自分の好きな形を自由に作れるので決まった形に好みの形がないときなど重宝します。
ワイヤーでのフレームは自作フレームなだけあってオリジナル性が出てバリエーションも広がります。
コツさえつかめば簡単に出来るのでぜひ挑戦してみて下さい。

ワイヤーを使う時のアドバイス

ワイヤーを使ってフレームを自作する場合は隙間を作らないようにしなくてはなりません。
隙間があるとレジン液を流し込んだ際にその隙間から流れ出てしまうためしっかり閉じましょう。
また、使用するワイヤーは錆びにくく、ある程度の強度があると良いでしょう。
ワイヤーが柔らかすぎると軽い衝撃でも変形してしまいます。
しかし固すぎるとフレームの形にする際に曲げにくく思った以上に力が入ってワイヤーに傷がついたりしてしまいます。
ワイヤーを選ぶときは強度や太さに気を付けましょう。

ワイヤーで自作のフレームを作る時はワイヤーを長めにしましょう。
ワイヤーの片方に丸ヤットコでカンの部分を先に作り、そのカンの部分を平ヤットコで掴みながら作業すると形も作りやすいです。
真ん中の部分に丸い筒型のものを置いて丸めると綺麗な曲線が出来ます。
作りたい形の大きさに合った筒型のものを身の回りで探して見て下さい。

ワイヤーの代わりに意外に役立つもの

9ピン・Tピン

Tピン・9ピン

ワイヤーがなくても9ピンやTピンでもフレームを自作することが出来ます。
色々な長さがあるので長めのものを選ぶと作業はしやすいです。

パーツとマスキングテープ・耐震マット

ワイヤーの代わりにマスキングテープ上や耐震マット上でパーツを形どって並べても自作フレームが作れます。
好きなパーツを選んだら隙間が出来ないよう並べてみましょう。
隙間があるとレジン液を流し込んだ時に漏れてきてしまいます。

ワイヤーを使った形のレジン作品はフレームを使うときと同じ手順と作業工程になります。

ワイヤーも色々な太さがありますのでご自分のイメージしている作品にあった太さを選んでください。

フリーに形を作る

形を作るものがなければ作れないわけではありません。
クリアファイルなどに直接レジン液を流して硬化させることも出来ます。
創作性が期待される最もシンプルで有効な方法です。

以上が作品の形を作る種類になります。

色々なものを使い形のバリエーションを広げて下さい。

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